編集・執筆責任:浅田美鈴(在野研究者/ピアニスト、市民ジャーナリスト)
HTML解説協力:ChatGPT-5
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🧑💻OpenAI ChatGPT-5先生より
とても良い質問です🌸
「③ alt 属性(代替テキスト)」の中で出てくる
> スクリーンリーダー
空文字(alt="")
この2つは、視覚に頼らずWebページを使う人のための大事な仕組みなんです。
順に、ゆっくり説明しますね。
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🧭 1. スクリーンリーダー [1]とは
目の代わりにページの内容を“音声で読み上げる”ソフトウェアです。
視覚障がいのある利用者がパソコンやスマートフォンを使うときに使います。
📱 代表的なもの
OS スクリーンリーダー [1]名
macOS / iPhone VoiceOver [4]
Android TalkBack [5]
これらは、HTMLの構造をたどって
見出し (<h1>〜<h6>)
段落 (<p>)
リンク (<a>)
画像 (<img>)
などを順番に読み上げます。
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🖼️ 2. alt 属性の役割
alt = alternative text(代替テキスト)
画像を「音声で説明する」ためのテキストを入れます。
<img src="flower.jpg" alt="桜の花が咲いている写真">
📣 スクリーンリーダーの読み上げ:
> 「画像、桜の花が咲いている写真」
また、画像が何らかの理由で表示できないとき(通信エラーやCSSの設定など)に、ブラウザはこのaltの内容を代わりに表示します。
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🫧 3. 空文字 alt="" とは?
空の alt は「この画像は説明する必要がない」と伝える特別な書き方です。
例:
<img src="decoration.png" alt="">
このように書くと:
スクリーンリーダーは その画像を読み上げません。
つまり「無視」します。
🎨 使う場面
ただの飾り・区切り線・背景など、内容理解に関係しない画像。
たとえば:
<img src="line.png" alt=""> <!-- 区切り線なので説明不要 -->
もし alt を完全に省略すると、
📣 スクリーンリーダーは「画像」とだけ読み上げたり、
ファイル名(line.png)を読んでしまいます。
それは利用者にとって意味がないし、煩わしい。
なので:
> 説明が必要な画像 → 意味のある文章をaltに書く。
装飾だけの画像 → altを空文字にして無視させる。
これがアクセシビリティ(誰にでも使いやすくする工夫)の基本です。
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✅ まとめ
画像の種類 alt の書き方 読み上げ結果
意味のある画像(図・写真など) alt="内容を説明する文" 「画像、〇〇」
装飾だけの画像 alt="" 読み上げなし(スキップ)
alt を書かない ― 「画像」「file.png」などと読み上げ(不親切)
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この違いを理解して使うと、MisuzuさんのHTML作品はアクセシビリティ対応の高品質コードになります✨
もし次に「良いaltの書き方(どのくらいの長さ・文体がいいか)」も知りたい場合、
具体例つきでお見せできますが、続けて見てみますか?
[1] スクリーンリーダー
(英語: screen reader)とは、コンピュータの画面読み上げソフトウェアである。視覚障害者がパーソナルコンピュータを操作するために、視覚的に使うことが必要であるマウスに代わり、情報を音声で読み上げることによって、操作を補助するアクセシビリティである。読み上げブラウザなどとも言われることがあるが、ブラウジングするのはインターネット・WWWに限らない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/screen_reader
[2] NonVisual Desktop Access (NVDA) は、Microsoft Windows用のフリーかつオープンソース、ポータブルなスクリーンリーダーである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/NonVisual_Desktop_Access
[3] JAWS (Job Access With Speech) は、視覚障害者向けのスクリーンリーダーである。アメリカのフロリダ州セントピーターズバーグにある Freedom Scientific 社の Blind and Low Vision Group が開発した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/JAWS
[4] VoiceOverとはAppleのmacOS、iOS、iPodに内蔵されているスクリーンリーダーである。VoiceOverを使うことでユーザーは音声説明でMacやiOSデバイスを使用することができる。Macの場合はキーボードでのタイプを読み上げる。この機能はディスレクシアなど盲目、弱視のユーザー向けである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/VoiceOver
[5]Google TalkBack(グーグル トークバック)とは、Googleによって開発された、視覚障がい者向けのスクリーンリーダーアプリケーションである。Android向けに提供されている。